リバプールの日本代表MF南野拓実(27)にインテルが興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が報じた。

2020年1月にザルツブルクからリバプールへと加入した南野。プレミアリーグでも1、2を争う強豪に加入した影響もあり、豊富なアタッカー陣の中ではレギュラーに定着できていない。

それでも、今シーズンはプレミアリーグで11試合に出場し3ゴールと少ないチャンスを生かした他、EFLカップ(カラバオカップ)では5試合で4ゴール1アシスト、FAカップでは4試合で3ゴールを記録し、チームの優勝に大きく貢献していた。

ただ、いずれのカップ戦も決勝の舞台ではピッチに立たせてもらえず、それまでの貢献は讃えられている一方で、やはり信頼を得ているとは言えない状況だ。

そんな中、リバプールは28日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えており、南野が出場すれば、日本人として初の偉業となる。

しかし、今シーズンのCLではグループステージの4試合の出場に終わっており、決勝トーナメントでは出番が与えられていない。ユルゲン・クロップ監督からの評価は高いが、序列を覆せていない状況がある。

リバプールとの契約は2024年6月30日まで、残り2シーズンある中で、獲得に興味を持っているとされるのがインテルだという。

『Fichajes』によれば、インテルは今季のCL・ラウンド16でリバプールと対戦。その中で、プレーイングタイムが1008分と短い中で10ゴール1アシストと仕事をしている南野に興味を持っているとのことだ。

また、ラツィオやシュツットガルトも注視しているという。

6月には日本代表にも招集されている南野。「チャンピオンズリーグの決勝が終わったら、自分の将来について考える」とメディアに語ったが、果たしてどのような決断を下すだろうか。