サッカー日本代表は2日、キリンチャレンジカップ・パラグアイ戦で4-1と快勝。MF鎌田大地やMF三笘薫らの活躍が目立ったが、北海道コンサドーレ札幌所属の元日本代表MF小野伸二が注文を付けている。
日本代表は36分にFW浅野拓磨の鮮やかなループシュートから先制点をあげると、42分にはMF堂安律のクロスに鎌田大地が頭で合わせて追加点を奪取。2点リードで折り返した後半には59分に自陣でのパスミスから1点を返されたものの、1分後に三笘薫のゴールで再びリードを2点に広げる。
そして85分には途中出場のMF田中碧が鎌田大地のパスをペナルティエリア手前で受けると、強烈なミドルシュートから右足を振りぬきゴールネットを揺らした。
ただ、後半を中心にパスミスからゴールに迫られる場面も散見されていた。この試合の解説を務めていた小野伸二は、日本代表の課題として「集中力が切れた時のひとつの縦パスのミスが致命的になる」とコメント。一方で鎌田大地のパフォーマンスに対して「素晴らしいの一言」と及第点以上の評価を与えている。
日本代表は今月6日にブラジル代表と激突するほか、10日にはガーナ代表との対戦を控えている。パラグアイ代表相手に4ゴールを奪ったとはいえ、カタールW杯にむけて細かい部分の修正が求められる。