日本サッカー協会(JFA)は13日、EAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)に臨む日本代表メンバーを公式発表。J1リーグで活躍している26選手が選出される中、鹿島アントラーズ所属FW鈴木優磨(26)の選外が再び物議を醸している。

 鈴木優磨は2018年、鹿島アントラーズの絶対的ストライカーとしてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に大きく貢献するとともに、大会MVPにも選出。シント=トロイデンVV(STVV)在籍時の2020/21シーズンには、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)で17ゴールをマークしていた。

 そして今年1月にはSTVVから鹿島アントラーズに復帰すると、キャプテンマークを巻いてJ1リーグほぼ全試合に先発出場するなど、日本国内屈指のストライカーとして活躍。国内外で実績を積み重ねているにもかかわらず、日本代表招集歴がない。

 日本代表の森保一監督は6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022の代表メンバー発表前、鈴木優磨を代表候補に含めていることを明言。しかし、FIFAワールドカップ・カタール大会にむけての強化試合で同選手を招集しなかった。

 また森保一監督は、E-1サッカー選手権に国内組メンバーで臨むことを示唆。それでも鈴木優磨がメンバー外となったを受けて、SNSユーザーからは「森保が鈴木優磨を呼ぶわけがない」、「鈴木優磨招集すべき」、「鈴木優磨見たかった」、「鈴木優磨呼ばない理由が分からない」、「森保頑固すぎ」という声が噴出。ツイッターで「鈴木優磨」がトレンド入りしている。

 E-1サッカー選手権日本代表の攻撃陣では、柏レイソルFW細谷真大(20)、ヴィッセル神戸所属FW武藤嘉紀(29)、横浜F・マリノス所属FW西村拓真(25)らが招集されている。鈴木優磨は日本代表発表時にほぼ毎回ツイッターでトレンド入りしているほか、サッカーファンの間で議論の対象となっている。