日本サッカー協会(JFA)は13日、EAFF E-1 サッカー選手権2022決勝大会に臨む日本代表メンバーを発表。名古屋グランパスからはDF中谷進之介、FW相馬勇紀がメンバーに選ばれた。同日、名古屋のクラブ公式HPが両選手のコメントを伝えている。

 中谷は2月に行われたFIFAワールドカップカタール・アジア最終予選以来の日本代表入りとなった。当時はアーセナルに所属しているDF冨安健洋が負傷したことに伴う追加招集で、出場機会は得られず。今回は国内組のみのメンバー構成のため、DFリーダーとして多くの期待が寄せられている。代表選出に際し、中谷は「日本代表に選出していただき大変嬉しいです。自分の持てる力を全て発揮して戦ってきたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 一方、相馬は昨年行われた東京オリンピックのU-24日本代表では主力として活躍したものの、A代表の試合は2019年12月のEAFF E-1 サッカー選手権が最後の招集に。今年1月のトレーニングキャンプでは日本代表の一員として練習していたが、試合に臨むのは久々のこととなる。今季の明治安田生命J1リーグでは21試合に出場し1ゴールを記録。名古屋では左ウイングバックの位置で起用されることが多く、プレーの幅を広げている。相馬は名古屋のクラブ公式HPを通じて、「日本代表に選出していただき嬉しく思います。3年前韓国に負け準優勝に終わった悔しさを晴らすため、自分の武器であるスピードとパワーを活かし、優勝に貢献したいと思います」と意気込みを語った。

 EAFF E-1サッカー選手権2022は7月19日から27日にかけて、茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城)と豊田スタジアム(愛知)で開催される。日本代表は同19日に香港代表と、同24日に中国代表と、同27日に韓国代表と対戦する。