レアル・マドリードからレアル・ソシエダへの移籍が噂される日本代表MF久保建英について、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が自身の公式Twitter(@FabrizioRomano)で報じた。

 久保は現在、レアル・ソシエダへの完全移籍が取り沙汰されており、近日中にもクラブ間で合意に達すると見られている。ロマーノ記者によると、レアル・ソシエダは久保の保有権50パーセントを取得するために、移籍金650万ユーロ(約9億円)を用意しているようだ。また、同選手とレアル・ソシエダは2027年6月30日までの5年契約を結ぶと見られている。

 保有権のシェアにより、レアル・ソシエダが将来的に久保を他クラブへと売却する場合、レアル・マドリードは移籍金の半分を受け取ることになる。また、レアル・マドリードが将来的に久保を買い戻せる権利を持つことも意味する。
 
 現在21歳の久保は2019年7月にFC東京からレアル・マドリードへ加入。トップチームでの串棋戦出場はなく、2019-20シーズンはマジョルカ、20-21シーズン前半はビジャレアル、同後半はヘタフェ、21-22シーズンは再びマジョルカに期限付き移籍した。昨季はラ・リーガで27試合に出場し、1ゴール1アシストを記録した。