日本代表は7月24日、E-1選手権の第2戦で中国代表と豊田スタジアムで対戦。U-23代表主体の相手に、まさかのスコアレスドローに終わった。
森保ジャパンは序盤からボールは保持するものの、58分にFW細谷真大がビッグチャンスを逃すなど決めきれない。最後の局面での精度を欠き、ゴールを挙げることができなかった。
この結果、日本は1勝1分けの2位。中国、香港に連勝した韓国に首位の座を明け渡した。
【E-1選手権PHOTO】日本0ー0中国|粘り強い守備に手を焼きまさかのスコアレスドロー
その韓国のメディアは、日本代表を酷評している。『Sportal Korea』は「最悪の決定力。日本が中国と0―0」と見出しを打ち、次のように伝えた。
「日本は試合序盤から高いポゼッションで中国を攻略しようとし、素早くボールを回してスペースを探そうした。チャンスも多かった。前半、日本は60%の支配率で、シュート13本を浴びせ、枠内シュートも6本も記録したが、ゴールは生まれなかった」
そして、後半に細谷真大と杉岡大暉が決定機を逃したシーンを取り上げつつ、「終盤、両チームはゴールを決めるために猛攻を仕掛けたが、試合は0-0の引き分けで終わった。両チームとも最悪の決定力を見せ、残念な試合を終えた」と綴っている。
また、『Best Eleven』も「無意味なポゼッション」とバッサリ。「開催国の日本は、批判に苦しんでいた中国を相手に0-0だった」「終盤のコーナーキックのチャンスで集中力を高めていたら、本当に中国が勝つこともできた」と伝えている。
これで、優勝するには、27日の韓国戦に勝つしかなくなった森保ジャパン。この屈辱的なドローを払拭する結果を残せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部