スタッド・ランス所属の日本代表FW伊東純也(29)は、コンディション不良によりリーグアン(フランス1部)開幕戦を欠場する可能性があるようだ。2日、フランスメディア『L’Union』が報じている。
伊東純也は7月30日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)KRCヘンクからスタッド・ランスへへ完全移籍。2026年6月までの4年契約を結んだほか、KRCヘンクに支払われる移籍金は1000万ユーロ(約13億9000万円)と伝えられていた。
すると加入翌日の練習試合・サッスオーロ戦でいきなり先発出場。前半19分、ロングカウンターの局面で右サイドからドリブルで駆け上がり、グラウンダー性のクロスを供給。ゴール前に走り込んできたオランダ人FWミッチェル・ファン・ベルヘン(22)が伊東純也からのパスを受けると、ゴールマウスに流し込んでいた。
デビュー戦でいきなりアシストをマークした伊東純也だが、ハーフタイムに途中交代。フランス紙『レキップ』は試合後に「イトウは内転筋に小さな問題を抱えている」とリポートしている。
そして『L’Union』は、同選手に重傷の可能性があるため数日以内にメディカルチェックを受けると報道。今月8日のリーグアン開幕節・オリンピック・マルセイユ戦に間に合わない可能性があると見解を示している。
なお伊東純也は日本代表の主力選手として活躍。今年11月にはFIFAワールドカップ・カタール大会が控えているが、今回の怪我の程度次第では欠場を余儀なくされるかもしれない。