日本代表MF久保建英(21)は、レアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍している。そんな久保建英に対する注目度は、現地でそこまで高くないようだ。2日、ベルギー誌『ELF VOETBAL』が伝えている。
久保建英は今年6月末、RCDマジョルカでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰。レアル・マドリードで構想外と伝えられる中、7月19日にレアル・ソシエダへの完全移籍が正式決定。レアル・ソシエダと2027年6月までの5年契約を結んでいる。
その中、『ELF VOETBAL』は「おそらく見逃されたであろう5つの移籍」と見出しをうち、久保建英やコロンビア代表GKダビド・オスピナ(33)、ウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコ(32)ら5選手の移籍を紹介している。
また久保建英については「何度かのレンタル移籍を経て、日本の天才少年である久保建英がついに完全移籍した。彼はより多くの出場機会を求めて、レアル・マドリードを退団した。650万ユーロ(約9億円)というわずかな金額で、ソシエダのシャツを着て自分の能力を発揮することができる」と説明している。
なお久保建英は7月23日の練習試合・ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で後半キックオフからピッチに立ち、攻撃面で存在感を発揮。ただ30日のボーンマス戦では自身がボールを奪われたことが失点に直結。スペインメディアから低評価を受けている。
今週末にエイバルやアスレティック・ビルバオとの練習試合が控える中、久保建英が周囲からの評価を高めることができるか注目が集まる。