スタッド・ランス所属の日本代表FW伊東純也(29)は練習試合での負傷したものの、長期離脱には至らないようだ。4日、フランスメディア『Madeinfoot』が伝えている。

 伊東純也は7月30日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)KRCヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍。加入翌日の練習試合・サッスオーロ戦でいきなり先発出場すると、前半19分にロングカウンターの局面で右サイドからドリブルで駆け上がり、グラウンダー性のクロスを供給。ゴール前に走り込んできたオランダ人FWミッチェル・ファン・ベルヘン(22)のゴールをアシストしていた。

 しかしハーフタイムでの交代を余儀なくされると、フランス紙『レキップ』は試合後に「イトウは内転筋に小さな問題を抱えている」とリポート。

 フランスメディア『L’Union』は、重傷の可能性があるため数日以内にメディカルチェックを受けると報道。今月8日のリーグアン開幕節・オリンピック・マルセイユ戦に間に合わない可能性があると見解を示していた。

 その中『Madeinfoot』は、伊東純也の状態について「クラブは鼠径部痛症候群の可能性を恐れていた。彼は休養期間を設けなくてはならないが、メディカルチェックには合格している」と報道。同選手の復帰が今月21日の第3節・ストラスブール戦になると伝えている。

 伊東純也は日本代表の主力選手として活躍。今年11月にはFIFAワールドカップ・カタール大会を控えているが、今回の怪我による影響はないと考えられる。