日本代表MF久保建英(21)は先月、レアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍。レアル・ソシエダのチームメイトが、バルセロナ下部組織在籍時の久保建英と対戦したことやその時の同選手に対する印象を語った。スペインメディア『ElDesmarque』が伝えている。
久保建英は今年6月末、RCDマジョルカでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰。レアル・マドリードで構想外と伝えられる中、先月19日にレアル・ソシエダへ完全移籍。レアル・ソシエダと2027年6月までの5年契約を結んでいる。
そして先月23日の練習試合・ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で後半キックオフからピッチに立ち、攻撃面で存在感を発揮。30日のボーンマス戦では自身がボールロストから失点に関与したものの、現地では主力選手として期待を寄せられている。
そんな久保建英は、かつてバルセロナの下部組織でプレー。当時レアル・ソシエダの下部組織に所属していたDFジョン・パチェコ(21)とは、対戦経験がある。
現在レアル・ソシエダでチームメイトのパチェコは、『ElDesmarque』のインタビューで「クボのクオリティは高いね。彼とは若い頃、下のカテゴリーで対戦したことがあるんだ。当時クボはバルセロナにいたけど、すでにそれだけのクオリティを備えていたね。その実力が今、ソシエダで発揮されているのさ」とコメント。以前から久保建英の実力を高く評価していることを明かした。
久保建英はチームメイトのスペイン代表MFミケル・メリーノ(26)から絶賛されるなど、早くもチーム内での評価を高めている。今月15日にラ・リーガ開幕節・カディス戦を控える中、新天地で上々の滑り出しを見せている。