【プレミアリーグ】ボーンマス0-3アーセナル(日本時間8月21日/ヴァイタリティ・スタジアム)

 アーセナルがボーンマスに完勝したゲームのハイライトは「サポーターの大合唱」。スタジアムに響き渡る選手応援曲をエンドレスに聴き続けた視聴者から「もっと聞かせてくれ」「もう頭から離れん」「魔曲やん」と、ある種の“中毒症状”が続出した。

【映像】一度聞いたら頭から離れなくなる「サリバ!」の大合唱

 試合は序盤に2-0としたアーセナルが掌握し、アウェイに駆けつけたサポーターもノリノリの展開。すると30分を過ぎたあたりから、中継映像でもわかるほどの“大合唱”がスタジアムに響き渡り、あまりにもリピートされる同じ曲に、SNSがざわつき始める。

「このチャントなに?」「プレミアが楽しくてめっちゃ歌ってる」「めっちゃキャッチー」「これ、高校野球っぽ」など、Twitterでは“謎のチャント”が話題の中心となっていた。

 この曲の正体は、今年3月にフランス代表デビューを果たした21歳・サリバを応援するチャントである。2019年の加入から3チームのレンタル移籍を経て、今季アーセナルに復帰した彼のことを、ファンは待ち焦がれていたのだろう。スタンドが映し出されると、老若男女、みんなが満面の笑顔でリズムに乗って体を揺らし、「Do do do do do do…SALIBA!」と腕を突き上げる。まるでそこは“サリバのコンサート会場”のようだった。

 気がつけば前半の終わりまで続いた曲は、後半に入っても度々、聞こえてくる。「無限サリバ」と表現されたこの光景。SNSもABEMAのコメントも、もちろん会場も「サリバ」に沸き立つなか、待っていましたと言わんばかりの最高のフィナーレが訪れる。

 54分、左サイドからのパスを中央のサリバがダイレクトでフィニッシュ。きれいな弧を描いたボールはゴール右隅へと吸い込まれる。サリバのアーセナル初ゴールの瞬間だ。

 スタジアムのボルテージは“主役”のゴールで最高潮に達した。それまでよりもワンテンポ速いリズムでチャントが響き渡り、「サリバ!」からのエンドレス・リピート。狂喜乱舞し踊り歌うサポーター。最高にハッピーなスタジアムの光景がそこにあった。

 試合はアーセナルが3-0で完勝し、日本代表・冨安健洋も2試合連続途中出場で3連勝に貢献。アウェイチームが演出した“プレミア・コンサート”は極上に盛り上がった。
(ABEMA/プレミアリーグ)