レガネス所属の日本代表MF柴崎岳(30)が21日、スペイン2部第2節・オビエド戦前に負傷したようだ。スペインメディア『eldesmarque』が伝えている。
柴崎岳はプレシーズントレーニングから好調ぶりをアピールすると、今月3日にはアルコルコンとのダービーマッチで前半2分に先制ゴールをマーク。13日のスペイン2部開幕節・デポルティーボ・アラベス戦ではフル出場したが、レガネスは敗北。複数の現地メディアは、オビエド戦で同選手がベンチスタートになると予想していた。
その中『eldesmarque』の報道によると、柴崎岳はキックオフ直前に筋肉の違和感を覚えたため、急きょメンバー外に。負傷の深刻度など、詳しい情報については試合前の時点で明らかになっていないという。
なお柴崎岳は2020年9月にレガネスへ加入すると、移籍1年目から出場機会を確保。日本代表戦との重複により数試合でメンバー外となる中、昨季はリーグ戦全42試合中28試合に先発出場していた。
また同選手はFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選で10試合中5試合に先発出場。レガネス幹部は先月、スペイン国内メディアのインタビューで「我々は今クラブにいる選手に満足している。だが、シーズン途中でワールドカップがあり、柴崎岳は間違いなく参加する。そのため1カ月くらい本来の戦いができないかもしれない」と、同選手のW杯メンバー入りが確実との見方を示していた。