ブライトンのグレアム・ポッター監督は、日本代表MF三笘薫の今後の起用法について見通しを示した。地元メディア『サセックスライブ』が24日付で同監督のコメントを伝えている。

 今季から合流したブライトンで、ここまでプレミアリーグ開幕から3試合いずれもベンチスタートとなり、そのうち2試合に交代出場した三笘薫。特に第2節のニューカッスル戦では得意のドリブル突破から“アシスト未遂”などで強烈なインパクトを残した。

 三笘は「クラブでも代表でも、交代出場から決定的な仕事ができる選手だという評価を高めている」と地元メディアは紹介。昨季のユニオン・サン=ジロワーズで交代出場からハットトリックを達成したことや、日本代表のカタールワールドカップ予選突破を決めたオーストラリア戦での2得点などを例に挙げている。

 だがやはり三笘本人や日本のファンとしては、先発出場から長い時間プレーできるようになることも期待しているだろう。ポッター監督は今後に向けて、交代出場だけでなく先発での起用も視野に入れているようだ。

「彼は両方やれると思う。加入したばかりであり、チームとして良い戦いができてるので、これまでは交代出場の役割を果たしてきた。ニューカッスル戦では交代出場で驚異的なインパクトを残した。だが先発でもプレーできる力があることは確かだと思っている」と指揮官は語った。

 現地時間24日に行われるカラバオ・カップ(リーグ杯)2回戦のフォレスト・グリーン・ローヴァーズ戦では加入後初の先発に起用される可能性が高いと予想される。まずはこの試合で、先発でも活躍できることを証明したいところだ。