中山雄太「今までにいなかったサイドバックの選手になる」と豪語 「突き放していかなきゃいけない存在」と語るライバルとは 【サッカー日本代表独占インタビュー 】

 8月24日放送の『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』において、中山雄太が「今までにいなかったサイドバックの選手になる」と豪語、遠藤航の言葉に気付かされた自分の弱さを語った。

【映像】中山雄太・独占インタビュー

 中山雄太は独占インタビューで、これまでのサッカー人生や「FIFAワールドカップ カタール 2022」に懸ける想いを明かした。各年代の日本代表に招集され、キャプテンも務めてきた日本代表で期待の左サイドバックの中山。その期待とは裏腹に「FIFAワールドカップ カタール 2022 アジア最終予選」で先発出場した試合はわずか1試合。代わりに出場し続けたのは、日本代表不動の左サイドバックの長友佑都。

 ライバルとして立ちはだかる長友について「超えなきゃいけない存在というか突き放していかなきゃいけない存在」とあえて強い言葉を用いて胸の内を告白。長友の運動量や決定機を作るクロスなど良い面は吸収しつつ、中山自身の特徴と掛け合わせることで、「今までにいなかったサイドバックの選手になる」と並々ならぬ想いを語った。

 これまで複数ポジションをこなすことができたため、最適なポジションを模索していた中山。そんな中、遠藤航に「どこで勝負したらいいですかね?」と尋ねると「今は試合に出ることが大事、そこで試合に出続けたらどこか変わる可能性はある」「現状を頑張れなきゃ、1つのポジションも勝ち取れない」とアドバイスを受けた。中山はその遠藤の言葉から「1つのことに全力を注げない自分の弱さに気づいた」と語った。

 FIFAワールドカップについて、中山は「憧れだからこそ、代表に早く入りたい」「あの舞台に立って活躍したい」と闘志を燃やし、日本代表の存在について「国を背負って戦うって普通じゃない」「必然的に生まれる責任感もある」と選ばれた者だけが感じる重圧を感じながらも、「ワールドカップ優勝という目標を掲げて、全試合スタメンで活躍したい」と意気込みを語った。