8月29日、アディダス『サッカー日本代表 2022 ユニフォーム』発表会が行われ、カタールワールドカップで日本代表が着用するユニフォームがお披露目となった。
新たなユニフォームのコンセプトは「ORIGAMI」。2002年の日韓ワールドカップで約270万羽の折り鶴が日本の空に舞ったことからヒントを得たという。歓喜の祈りをもたらす象徴を日本代表戦士が身にまとうことになる。
ドーハの悲劇をはじめ、これまで“山あり谷あり”だった日本サッカーの軌跡を、“山折り、谷折り”の折り紙とも重ね合わせているという。メッセージは「日本を、歓喜で染めろ。」。カタールのピッチに、勝利の折り鶴たちが舞う。
キービジュアルには漫画カルチャーとの融合も行われ、人気漫画の『ブルーロック』と『GIANT KILLING』と、南野拓実・久保建英の両選手がコラボしたデザインが採用されている。
■これまでは「日本晴れ」
これまで着用していたユニフォームは2019年11月に発表されたもので、2020年に開催予定だった東京オリンピック(実際の開催は2021年)に向けて、「日本晴れ」をイメージ。一人一人の空がつながっていく様子をイメージした”スカイコラージュがコンセプトとなっていた。
新たなユニフォームで日本代表が始動するのは今年9月で、ドイツ・デュッセルドルフで予定されているアメリカ戦(23日)、エクアドル戦(28日)で“実戦投入”されるという。
新たなデザインでどのような道を切り開けるか、注目だ。