日本代表の森保一監督が9月2日、オンライン取材に対応。9月の欧州遠征などについて語った。
森保監督は23日にアメリカ、27日にはエクアドルと対戦する欧州遠征に、カタール・ワールドカップの登録人数の26名を上回る30名程度を招集すると明かした。「最初は26名で良いと考えていたが、総合的に考えた」として、人数を増やす理由に、より多くの選手たちが日本代表の流れや準備を把握して、“本番”へのイメージができるメリットを挙げた。
また、ワールドカップ直前のキャンプが行なえないため、同遠征では合宿同様の効果を上げたいとして、選手間のコミュニケーションの深化などにも期待を寄せた。
一方で、同遠征に招集されない選手が、ワールドカップのメンバーに選出されるケースもありうると言及。「確率は低いが、可能性がある選手は見ていきたい」と語った。
コンディション不良で代表から遠ざかっている大迫勇也(ヴィッセル神戸)に関しては、状態を見極めたい意向を示す。大迫や長友佑都(FC東京)ら“常連組”以外のJリーガーの招集の可能性は「イエス」と明言した。
また、クラブチームで日本代表と異なるFWで起用されている伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)と久保建英(レアル・ソシエダ)については、「これまでの活動、チームコンセプトを持ちつつも、オプションになる」と期待を寄せた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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