ユヴェントス所属のフランス代表MFポール・ポグバが、負傷箇所である右ひざの手術を受けたようだ。5日、ユヴェントスのクラブ公式サイトが発表した。
今夏、7シーズンぶりのユヴェントス復帰を果たしたポグバ。チームの主軸としての活躍が期待されていた同選手だが、プレシーズン中に右ひざを負傷。現地時間7月25日にユヴェントスがポグバの右ひざ外側半月板に病変が見つかったことを発表し、同選手は戦線離脱を余儀なくされていた。当初は保存療法を選択したポグバだったが、この度右ひざ半月板の手術を受けることを決断したようだ。
そして現地時間5日、ユヴェントスはポグバが同日夜に右ひざ半月板の手術を受けたことを発表。手術はユヴェントスのチームドクターの立ち会いのもとで行われ、無事に成功したという。なお、離脱期間や全治までの期間は明らかにされていない。
5日のイギリスメディア『BBC』は、今回の手術に伴う長期の戦線離脱によって、ポグバが11月開幕のFIFAワールドカップカタール2022を欠場する可能性が高まったと伝えている。また、ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は同選手の負傷状況について「彼の完全な復帰は1月になるだろう。ワールドカップは私の問題ではないが、彼が1月まで出場できないというのはユヴェントスにとって大きな問題だ」とコメントしたとされており、ポグバが11月のワールドカップ本戦までに戦線復帰する可能性は低いと見られている。
FIFAワールドカップカタール2022は約2カ月後に開幕を迎え、フランス代表の初戦は11月22日のオーストラリア代表戦となっている。