ヨーロッパリーグ・グループH第1節が8日に行われ、モナコ(フランス)とツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)が対戦した。

 リーグ・アン開幕から6試合を終えて、モナコは2勝2分2敗と波に乗り切れていない。異なるコンあペティションではあるものの、本来のリズムを取り戻すには勝ち点「3」がマストとなる一戦だ。スターティングメンバーにはウィサム・ベン・イェデル、アレクサンドル・ゴロヴィンらが入り、モナコ加入後はなかなか定位置を掴みきれていない南野拓実も公式戦2試合ぶりに先発に名を連ねている。

 試合は序盤から拮抗した展開に。前半は互いに決め手を欠き、スコアレスで終了する。後半に入ってもモナコはなかなか決定的なチャンスを生み出すことができない。リズムが良くないまま、南野は57分で途中交代となった。

 モナコはその後、ゴロヴィンが相手ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する。このPKをブリール・エンボロが落ち着いて沈め、モナコが先制に成功した。最終的にはこのゴールが決勝点となり、モナコが敵地でツルヴェナ・ズヴェズダを下している。

 次節は15日に行われ、モナコはホームにフェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)を迎える。一方、ツルヴェナ・ズヴェズダは敵地でトラブゾンスポル(トルコ)と対戦予定だ。

【スコア】
ツルヴェナ・ズヴェズダ 0-1 モナコ  

【得点者】
0-1 74分 ブリール・エンボロ(PK/モナコ)