ヨーロッパリーグ・グループG第1節が8日に行われ、フライブルク(ドイツ)はカラバフ(アゼルバイジャン)と対戦した。

 試合は7分にヴィンチェンツォ・グリフォがPKを沈め、フライブルクが先制する。9分には堂安にビッグチャンス。クリスティアン・ギュンターのクロスボールからフリーで左足を振り抜くも、シュートは大きく枠を外れてしまった。しかし、直後のプレーで堂安はミスを挽回。右サイド高い位置でボールを受けると、一気にスピードを上げてカットイン。寄せてくるDFかわして、左足でネットを揺らした。堂安にとっては、PSV時代も含めてELでの初ゴールに。今季の公式戦で4ゴール目を記録した。

 2点ビハインドとなったカラバフも前半のうちに1点を返す。39分、ペナルティエリア手前でボールを持ったマルコ・ベショヴィッチが左足で強烈なミドルシュートを沈めた。前半はこのままフライブルクの1点リードで終了している。

 後半に入るとカラバフも多くのチャンスを作ったものの、フライブルクは集中を切らさず。81分にはカディ・ボルジェスが巧みなターンで前を向いてスルーパスを送ると、アブデラー・ズビルがエリア内で倒されるが、VARのチェックを経てもファウルは認められなかった。

 試合はこのままタイムアップ。堂安のゴールが決勝点となり、フライブルクがELで白星スタートを飾った。堂安は後半アディショナルタイムまでプレーし、途中交代でピッチを後にしている。

 次節は15日に行われ、フライブルクは敵地でオリンピアコス(ギリシャ)と対戦する。一方、カラバフはホームにナント(フランス)を迎える予定だ。

【スコア】
フライブルク 2-1 カラバフ

【得点者】
1-0 7分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(PK/フライブルク)
2-0 15分 堂安律(フライブルク)
2-1 39分 マルコ・ベショヴィッチ(カラバフ)