レアル・ソシエダがマンチェスター・ユナイテッドに勝利した。

■久保がPK獲得に貢献

 ソシエダとユナイテッドはヨーロッパリーグ(EL)グループE開幕節にて激突。直近のアトレティコ・マドリード戦でベンチスタートだった久保は2試合ぶりの先発入りとなった。

 前半はユナイテッドがやや攻勢に出る。25分にはクリスティアン・エリクセンがペナルティエリア中央へパスを送ると、その先にはフリーのクリスティアーノ・ロナウド。しかしロナウドはトラップをミスしてしまい、ジョン・パチェコがギリギリのところでCKに逃れた。また、結果的にオフサイドの判定でゴールとはならなかったものの、35分にロナウドがヘディングシュートでネットを揺らすなど前半はホームチームが何度かチャンスを作った。

 それでも先にリードを奪ったのはアウェイのソシエダ。スコアレスで迎えた56分、久保のクロスから右CKを獲得すると、ブライス・メンデスはショートコーナーを選択した。日本代表MFはこの流れでダビド・シルバからボールを受けると、ペナルティエリア右を縦に運んでシルバへリターンパス。そしてシルバがエリア中央から左足を振り抜くと、ボールはリサンドロ・マルティネスの手に当たってPKを獲得する。キッカーを務めたのはメンデス。アウェイでプレッシャーのかかるなかでのPKになり、GKデ・ヘアにコースを読まれたものの、右下の隅に沈めてリードを奪った。

 試合終盤にはユナイテッドがロングボールなどで攻め込んだものの、最後までソシエダが守り切って1-0で勝利。見事に大会初戦で強豪クラブを下している。

■現地メディアは久保を称賛

 スペインメディア『マルカ』は、78分までピッチに立った久保を称賛。アレクサンダー・セルロートが外してアシストにはならなかったが、53分に上げた左サイドからの決定機演出を「素晴らしいクロス」と評価した。

 また、途中出場となったセルロートと久保について同メディア『アス』は、「ノルウェー人選手と日本人選手の活躍で、後半に調子を上げてきたユナイテッドを萎ませた」とその活躍を認めている。

 やや守勢となった戦いのなかでも存在感を発揮した久保。チームとともに開幕から躍動する背番号14の活躍にこれからも期待したい。