ストラスブール所属のGK川島永嗣(39)は、今月下旬開催の国際親善試合やFIFAワールドカップ・カタール大会で日本代表落選の可能性があるようだ。10日、フランスメディア『ALSA Sports』が伝えている。
川島永嗣は2010年の南アフリカW杯から3大会つづけて正守護神としてプレーしている。またカタールW杯アジア最終予選では1試合の出場にとどまったものの、今年6月のキリンカップサッカー2022・ガーナ戦でフル出場。今もなお精神的支柱としての役割を果たしており、W杯本大会でのメンバー入りが予想されていた。
そんな川島永嗣は今季、リーグアン(フランス1部)開幕戦をのぞいた全試合でベンチ入り。ストラスブールでバックアッパー1番手を確保していた。しかし今月6日の練習中に左肩を強打。怪我の程度などについては報じられていないものの、11日のリーグアン第7節・クレルモン戦でメンバー外となった。
日本代表はドイツ国内での強化試合開催が決定。今月23日のアメリカ戦、27日のエクアドル戦2試合にむけた招集メンバーを今週にも公式発表するとみられる。
2020/21シーズンに第3GKから正守護神にまで上り詰めて、チームをリーグアン残留に導いた実績を持つ川島永嗣。日本代表でも経験豊富なだけに、同選手の状態が心配される。