フランスサッカー連盟(FFF)は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)で着用する新ユニフォームを発表した。
【写真】シンプルすぎて不評なフランス代表W杯ユニフォーム
ディフェンディングチャンピオンとして2カ月後のW杯に出場するフランス。連覇を目指して戦う戦闘服が発表された。
ナイキが手がけた今回のユニフォームは、フランスの伝統にインスパイア。18世紀ごろの人物や風景、神話、天使、植物がモチーフになったデザインの「トワル・ド・ジュイ」の原理を取り入れ、国の文化的な豊かさと凱旋門などの歴史的遺産を示すシンボルをまとめている。
ホームユニフォームは『レ・ブルー』の愛称の通り、深い青となり、光の加減で見える柄が入っている。ショーツは白、ソックスは赤となり、全身でトリコロールを表現している。
さらに、FFFのエンブレムやナイキのロゴマークは、王者らしくゴールドとなっている。
またアウェイユニフォームは白がベース。凱旋門や植物、革命のシーンなど「トワル・ド・ジュイ」の原理が取り入れられている。
なお、ショーツは明るい青、ソックスは白となっている。
このデザインにファンは「シンプルだな」、「ワールドカップを感じない」、「ナショナルチームとしてはちょっと」、「正面かサイドに赤いラインがあれば」、
「いまいち」とシンプルすぎるデザインにガッカリした様子だ。
また、プロモーションイメージにはフランスのラッパー「Tiakola」を採用。これがまた不評を呼び、「彼はどこからやってきた?」、「多くの人が傷つく」、「クレイジー」、「理解できない」と、代表選手以外が発表時のプロモーションに出てきたことに不快感を覚えたコメントが多く寄せられている。
なお、このユニフォームは9月のUEFAネーションズリーグのオーストリア代表、デンマーク代表戦でお披露目される。
【写真】シンプルすぎて不評なフランス代表W杯ユニフォーム