ワールドクラスの選手同士による連携ゴールが話題だ。

■守備の隙間を縫うようなパス交換

 パリ・サンジェルマン(PSG)は9月18日、リーグ・アン第8節でリヨンと対戦。ここまで6勝1分けと無敗を貫いている中、チームは幸先よく先制に成功する。

 5分、マルコ・ヴェラッティからのパスを受け取ったリオネル・メッシが、寄せてきた相手を冷静に見て小さな隙間からネイマールにパス。ネイマールはペナルティエリア左に侵入すると、3mほどに狭まった相手守備のライン間に移動したメッシへ横パスを入れる。これを受けたメッシはワンタッチで左足シュート。ボールは枠の左下へと吸い込まれていき、PSGが開始早々にリードを奪った。

 メッシとネイマールによる、守備の隙間を縫うような鮮やかなパス交換にファンは興奮。

「エグすぎ」
「コンビネーションやばすぎる」
「連携ヤバい」
「メッシとネイマールのコンビは最高だな」
「やっとメッシがこのチームにフィットしてきた感じがするシーズン」

 この後も何度かチャンスを作ったPSGだが、GKアントニー・ロペスのファインセーブ連発によって追加点は奪えず。それでもこの1点を守り切り1-0で勝利している。

■ロナウドとペレを超える

 メッシはリヨン戦の得点によって、“PK抜き”のゴール数を672に更新。671ゴールで並んでいたクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)と元ブラジル代表FWペレを上回っている。

 また先日にはキャリア通算のゴール+アシストの合計を1112に伸ばした。これにより、同じくペレと並んでいた1111を超えて単独首位に立っている。

 PSG加入初年度の昨季は本領発揮とはならなかったが、今シーズンは得点とアシストの量産体制に入っている。