ヴィッセル神戸所属のFW大迫勇也(32)は今月18日、明治安田生命J1リーグ第30節・ガンバ大阪で2ゴールをマーク。J1残留争いの行方を左右する一戦での勝利に大きく貢献した。そんな大迫勇也にFIFAワールドカップ・カタール大会出場が期待される中、ヴィッセル神戸コーチによる森保一監督への要望が話題を呼んでいる。

 大迫勇也はコンディション不良により、先月中旬から公式戦5試合つづけてベンチ外に。カタールW杯アジア最終予選で絶対的ストライカーとして活躍していたものの、今月下旬にドイツ国内で行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表メンバーから落選している。

 そんな大迫勇也はガンバ大阪戦で復帰。後半キックオフからピッチに立つと、0-1で迎えた83分に元日本代表FW武藤嘉紀(30)の獲得したPKを沈める。そして後半アディショナルタイムの90+3分には、カウンターの局面で武藤嘉紀からのパスに反応。右足からボレーシュートを放ちゴールネットを揺らし、チームに勝ち越しゴールをもたらしていた。

 ヴィッセル神戸の公式YouTubeチャンネルでは、今週はじめに「【INSIDE|チームの裏側を公開!】ヴィッセル神戸vs.ガンバ大阪|2022明治安田生命J1リーグ 第30節」と題した動画が公開されている。ヴィッセル神戸コーチのリュイス・プラナグマ・ラモス氏が試合後に大迫勇也に「Moriyasu, call me!(森保、俺を呼べ)」と声を掛けるシーンが捉えられている。

 これにはツイッターで「森保はW杯で大迫呼ぶのかな?」、「大迫半端ないって」、「森保の人選に注目」といったコメントが寄せられている。ただ一方で「森保はどうせ大迫諦めていないんだろ」、「森保、大迫復調メモメモ」、「大迫W杯出たら憂鬱すぎる」といった否定的な意見も上がっている。

 一部ではカタールW杯日本代表落選の可能性が取りざたされている大迫勇也。ガンバ大阪戦での2ゴールをきっかけに、今後さらなるアピールが求められる。