バルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが、ケガからの復帰について言及した。フランス『RMC Sport』が伝えた。

【写真】1年3カ月ぶりにフランス代表に合流したデンベレ

2017年8月にドルトムントから完全移籍で加入。移籍金は1億500万ユーロ(約149億3500万円)と破格の値段でやってきた。

大きな期待が寄せられたデンベレだったが、加入直後にハムストリングを負傷。その後も、才能を高く評価されながらも、度重なるケガで満足いくパフォーマンスは出せずにいた。

それでも2020-21シーズンはラ・リーガで30試合に出場し6ゴール3アシスト、2021-22シーズンは21試合で1ゴールに終わったものの13アシストを記録。今シーズンもここまで6試合で2ゴール2アシストを記録し、大きなケガはしなくなりつつある。

デンベレは2021年6月のユーロ2020以来となるフランス代表招集を今回受けた中、『Rothen Catches Fire』に出演。ケガをしないための努力をし、ロナルド・クーマン前監督、チャビ・エルナンデス監督の下で上手くいっていると語った。

「プレーするために、パフォーマンスを発揮するために、健康であるために努力する必要があった」

「特にプレーできるほど健康であること、そして、徐々にパフォーマンスを発揮できるようになった」

デンベレはフィジカルトレーナーとフィジオセラピストを雇い、自身のケアを行うとともに、ライフスタイルの変化にも努めていたという。

「当時はみんなと同じように若かった。でも、なんとかその状況から抜け出すことができた。それはみんなが思っているようなものではなかった」

「2017年から2021年にかけて、僕は常にケガのために時間を失っていた」

「ハムストリングを何度も痛めた。だから、努力が必要だった。『努力しなければ停滞する』とはよく言われものだよ。自分を強くしないとケガをしてしまうんだ」

「そして、クーマンとともに何かが起こり、チャビとはさらに良い関係になっている。それ以来、ケガをすることもなく過ごしているね」

「指を加え、努力を続けた。それから、バルセロナでは上手くいっているし。チーム全体、クラブ全体から信頼されているし、幸せな気分だ」

「この5年間、いろいろなことがあったけど、今はみんながサッカーの話をしてくれている。これは良いことだと思う」

【写真】1年3カ月ぶりにフランス代表に合流したデンベレ