ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(9月14日放送)において、権田修一が、ワールドカップへの想いや、ゴールキーパーの魅力について語った。

【映像】ゴールキーパーは「究極の人助け」

「僕は子どもの頃にワールドカップに憧れたから、今の子どもたちに憧れるワールドカップを絶対見せてあげたい」と意気込みを語る権田。自身が小学3年生の頃に日本代表が1998年フランスW杯本大会に出場したと話しながら、その頃と同じくらいの歳になる権田の子どもや、子どものサッカー仲間に向けて「僕がワールドカップを見て日本代表に憧れたので、その子たちに同じ気持ちを持ってほしくて。(だから)絶対にワールドカップ出場を途切れさせてはいけないと思っていた」と、カタールW杯予選での心境を明かした。

未来の日本代表を担う子どもたちへの大きな責任を背負い、ゴールマウスに立つ権田。ゴールキーパーの役割を問うと「究極の人助け」と表現する。

「ゴールキーパーは仲間のミスをチャラにできちゃうじゃないですか。サッカーって称賛と批判が絶対にあって、例えば誰かがハンドしてPKになったときに、ゴールキーパーはPKを止めて(仲間を助けられる)可能性を与えられている」と語り、「キーパーをやっていて、(仲間を助ける)気持ちは強くなりますよね。チームメイトが(ミスをして)批判されて元気をなくすことを自分がなんとかできる」とゴールキーパーだからこそできる、特別な役割を語った。


photo:高橋学 Manabu Takahashi