24日に行われたFA女子スーパーリーグ(FAWSL)第3節アーセナルvsトッテナムが、同リーグにおける観客動員数の新記録を樹立した。同日にイギリスメディア『BBC』などが報じた。
“ノースロンドン・ダービー”では、「4万7367人」の観客が『エミレーツ・スタジアム』に来場。2019年に『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』で行われた同カードが記録した「3万8262人」を大きく上回り、FAWSLの最多観客動員数を記録した。また、チケットセールス「5万3737枚」もFAWSLの新記録となった。
試合は5分にアーセナルのイングランド女子代表FWベス・ミードが先制点を記録。ホームチームはオランダ女子代表FWフィフィアネ・ミデマーの2ゴールとブラジル代表MFラファエレ・ソウザの得点でリードを広げ、4-0でライバルを下した。なお、アーセナルの日本代表FW岩渕真奈はベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。
トッテナムが2019-20シーズンにFAWSL昇格を果たして以降、リーグ戦での“ノースロンドン・ダービー”はアーセナルが5勝1分と大きくリードしている。
男子も10月1日にダービーを控えており、6勝1敗の首位アーセナルが5勝2分の3位トッテナムをホームに迎える。日本代表DF冨安健洋ら擁するチームは、女子の快勝に続くことができるのだろうか。
【スコア】
アーセナル女子 4-0 トッテナム女子
【得点者】
1-0 5分 ベス・ミード(アーセナル)
2-0 44分 フィフィアネ・ミデマー(アーセナル)
3-0 54分 ラファエレ・ソウザ(アーセナル)
4-0 68分 フィフィアネ・ミデマー(アーセナル)