カタール・ワールドカップの開幕まで2か月を切ったなか、各国代表は最終調整に入っている。日本代表は9月23日にドイツのデュッセルドルフで開催されたキリンチャレンジカップ2022でアメリカ代表と対戦し、2-0の快勝を収めた。

 27日にはエクアドル代表との対戦を控える。米スポーツメディア『ESPN』アルゼンチン版は、26日付けでFIFAランキング44位、南米では7番手につけるエクアドルとの一戦を展望した特集を掲載した。

「W杯を2か月後に控えた火曜日のエクアドルとの親善試合に、日本はここ4試合負けなしで臨む。日本は非常に好調だ。森保一監督は、W杯に出場するチームのメンバーをほぼ確定させている。招集した30人のうち、22人がヨーロッパでプレーし、残りが日本でプレーしている選手だ。アメリカ戦では攻撃面でより効果的なプレーができていた」
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 また、チームの特長として「経験豊富な選手と、伸び盛りの若手が混在している」と評した。

「最多出場選手はFC東京の長友佑都で136試合、次いでブンデスリーガのシャルケでプレーする主将の吉田麻也で119試合となっている。得点王は、リーグ・アンのモナコに所属する南野拓実だ。42試合で17ゴール。アメリカ戦ではベンチだったが、エクアドル戦では出場する機会に恵まれるだろう。また、久保建英もスタメンが望まれる若手のひとりだ。ラ・リーガのレアル・ソシエダに所属し、チームで最も目立っているプレーヤーのひとりだ」

 FIFAランキングで上回るアメリカを完封した日本の戦いに、南米メディアも注目しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部