現地時間9月26日に行なわれたネーションズリーグの第6節で、イングランドは聖地ウェンブリーでドイツと対戦。0-2から追いつくと、83分にハリー・ケインがPKで逆転弾を奪うも、87分にカイ・ハベルツに痛恨の同点弾を許し、3-3のドローで終わった。これで1993年以来最長の6戦未勝利となった。
当然、チームを率いるガレス・サウスゲイト監督への疑念は深まり、カタール・ワールドカップまで2か月を切りながら、解任を求める声まで上がっている。
しかし、OBのジェイミー・キャラガー氏は、ツイッターを通じて8歳年上の先輩を擁護。前任者のビッグサムことサム・アラダイス氏が、スキャンダルにより在任わずか67日でクビになった事実を踏まえ、以下のように訴えている。
「サウスゲイトが受けている非難を考えると、イングランドが数々の大会で優勝してきたと思うだろう!彼が就任する前から、何年も酷い状態だった。彼の前にはビッグサムが仕事をしていたんだ!!」
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さらに一般ユーザーから「これほど才能のある集団は初めてだ。以前は4、5人格別な選手がいると大袈裟に謳っていたが、今は“真の黄金世代”を過大評価するのが怖いだろう」と皮肉たっぷりな投稿が寄せられると、こうも伝えている。
「今のチームから2002-06年のチームに入れるのは、せいぜい1人か2人、1996-98年も同じだ」
イングランドでは1990年代終盤から2000年代前半にかけて、デイビッド・ベッカム、マイケル・オーウェン、フランク・ランパード、スティーブン・ジェラードなど、スーパースターが続々と誕生。その豪華さから黄金世代と呼ばれた。
キャラガー氏もその世代の一員として活躍しただけに、現在の代表選手たちには物足りなさを感じているのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部