スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は、劇的勝利を飾ったポルトガル代表戦後、試合の振り返りやW杯に向けたメンバー選考についての考えを口にした。27日、スペイン紙『アス』が報じている。

 27日、UEFAネーションズリーグ(UNL)のグループ最終節でポルトガルと対戦した“ラ・ロハ”。試合は、序盤からスペインがポゼッションを握りながらもゴールが遠い展開が続いたが、後半の選手交代で攻撃が活性化されると、88分に切り札のニコ・ウィリアムスのアシストからアルバロ・モラタが決勝ゴールを奪い、1-0での劇的な勝利を手にした。スペインはこの勝利により、ポルトガルを抜いてグループ首位に浮上し、来年6月に行われるUNL決勝ラウンドへの切符を手にしている。

 スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は試合後、強豪相手の劇的な勝利に対する喜びを口に。また、開幕まで2カ月を切ったワールドカップのメンバー選考についても言及した。

「これは素晴らしいスポーツだ。勝利が、憂鬱や悲しみに対する最高の薬になってくれる」

「我々は前半、ボールを保持することを目指した。400本くらいのパスを繋いだと思う。前半は、ボールは我々のものだと見せる必要があったんだ。そして後半にチャンスを作ることを目指したんだよ」

「(ポルトガル戦の勝利は)良い勢いを与えてくれるね。我々は勝利を通して、はるかに良いチームになった。敵地での“決勝戦”だったけれど、スペインが誰にとっても簡単な相手じゃないことを見せられたと思う。W杯で我々を倒すには、相手は上手くやらないといけないだろうね」

「W杯に来る可能性のある選手は40人いる。こんなに多くの、こんなに素晴らしいクオリティーを持つスペイン人選手を指導することができて嬉しいよ。(メンバー入りに)相応しいにもかかわらず、招集外になってしまう選手を見るのは悲しいことだね」

「(招集リストは)まだ明確なものは持っていない。これから継続的に変わっていくだろう。我々は今回いない選手のことも忘れてはいないよ」

「アンス・ファティがバルサでプレーする様子を見る必要があるし、ラポルテはもう回復してチームとトレーニングをしている。オヤルサバルについては何も言わないことにするよ。今後の回復を見てみようじゃないか。だが確実なのは、今回のリストを作るのは難しいことだし、私が入れたい選手をすべては入れられないということだ」