6月には来日して日本代表とも対戦したチュニジア代表のカタール・ワールドカップ(W杯)用のユニフォームが発表された。
【写真】「何も変わってない」と辛辣な意見多数のチュニジア代表W杯用ユニフォーム
2大会連続6度目のW杯出場となったチュニジア。アフリカ最終予選ではマリ代表を相手に2戦合計1-0で勝利して出場を決めた。
2002年の日韓W杯では日本とグループステージで同居し、日本が勝利。それからちょうど20年後の今年6月には大阪でキリンカップサッカー2022で対戦し、日本は0-3で完敗を喫していた。
カタールW杯ではグループDに入り、フランス代表、オーストラリア代表、デンマーク代表と同居している。
イタリアのスポーツブランド「Kappa(カッパ)」がサプライヤーを務めるチュニジアは、今大会で唯一の国に。ホームが赤、アウェイが白となっている。
いずれもデザインは同じ。前面には、1909年にチュニジアで発見され、紀元前3世紀のものとされる古代の甲冑である「クスール・エスフ」をモチーフとしたグラフィックがユニフォームと同系色で描かれている。
この胸当ては首都チュニスのバルド国立博物館に保管されており、カルタゴの将軍・ハンニバルが率いた第2次ポエニ戦争の遠征え、紀元前211年から203年の間に使用されたものとされている。
ホーム、アウェイともに同じグラフィックが入り、ホームは「Kappa」のロゴとチュニジアサッカー連盟(FTF)のエンブレムは白となり、袖口と裾も白いラインが入っている。アウェイは赤と白が反転する形となっている。
ファンは新ユニフォームに「どこが変わったんだ?」、「何も変わってないよね」、「テーマは違うけど同じだ」、「鷲が欲しい」、「創造性を無くした?」と辛辣なコメントが。グラフィックこそ変わったものの、確かにこれまでのユニフォームと遠目に見れば何も変わっていないだけに、不満も理解できると言った所だろうか。
【写真】「何も変わってない」と辛辣な意見多数のチュニジア代表W杯用ユニフォーム