■9月30日/プリメイラ・リーガ第9節 スポルティング3ー1ジル・ビセンテ

 日本代表のドイツ遠征に招集されていた守田英正は、9月30日のジル・ビセンテ戦に先発出場。1ゴール1アシストの活躍を見せて、スポルティングの勝利に貢献した。

 9月23日のアメリカ戦に日本代表として出場した守田は、チームに戻って最初の試合に先発出場すると前半16分に先制ゴールを奪う。右サイドからファーに抜けた大きなクロスを、FWヌーノ・サントスが胸トラップして左足シュート。ボールは、地面に叩きつけられてバウンドしながらゴール方向へと向かう。しかし枠を外れており、そのまま右に抜けるかと思われた場面で、詰めていた守田が右足を伸ばして押し込むことに成功。チームに先制点をもたらした。

 守田にとってポルトガル初ゴールを記録したのだが、直後、クラブ公式ツイッターはそのゴールを知らせる投稿を行った。これ自体はどのクラブでもやっていることなのだが、そのツイート内容が話題になっている。というのも、スポルティングの投稿は“4コマ漫画”だったのだ。

 右上のコマには、守田の目元が描かれていて、なぜか「汗マーク」が。また、漢字で「守田英正」とも記されている。その下のコマでは、守田の後ろ姿と「ゴール」の文字ともに、これまたなぜか「怒りマーク」が。その左側のコマは特段何も伝えるべきものがない状態で、一番左のコマには笑顔の守田が描かれている。

■現地ファン「え、日本人だから?」

 4コマ漫画といってもストーリーにはなっていないが、極めて珍しいゴール投稿をスポルティングは発した。このイラストには、日本語で以下のコメントがついている。
「こういうイラスト、好き」
「新しいパターンのアナウンスw」
「なんかダサくて好き」
 また、現地ファンからは、「え、日本人だから?」と驚きのコメントも寄せられていた。

 守田はさらにこのあと、オシャレなヒールパスで味方のゴールをお膳立て。90分フル出場するとともに、見事な結果も残した。

 日本代表とクラブの両方で欠かせない存在となっているMF。その注目度は、ますます高まっている。