ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。ABEMAで全64試合が無料生中継されることを記念した番組『FIFA ワールドカップ歴代ベストゴールSP』(ABEMAで配信中)で、元日本代表MF中田浩二氏が、記憶に残る歴代ワールドカップスーパーゴールベスト3を挙げた。

【映像】小泉純一郎元首相が「感動した!」

2002年・日韓大会、06年・ドイツ大会の2大会に出場し、ベスト16入りした日韓大会では、トルシエジャパンが掲げたフラットスリー(3-4-1-2システム)の要として4試合すべてに出場した経験がある中田氏が選ぶ第2位は、2002年日韓W杯で放った稲本潤一の一発だ。

グループリーグ第2戦ロシア戦。初戦を引き分けた日本は後半6分、中田本人のグラウンダーからのクロスを柳沢敦がワンタッチでつなげたボールに稲本が反応しゴールに叩き込んで先制、初勝利を決めた。

「日本代表が初勝利、勝ち点3をあげた最初のゲームだと思いますし、勝ったことも素晴らしいのですが、そこに絡んでいる自分がいるっていうね(笑)。一連の動きがいいゴールだったな、と。自分も良いクロスを上げたなと思っています」と自画自賛した。

さらに「点が入った瞬間の盛り上がりは、もうすごかったですし、喜び終わった後のスタジアムの雰囲気はもう! 我に返ってパッとスタジアムを一周見たときも、すごい雰囲気で鳥肌ものでしたね。ロッカーでも喜びを分かち合いましたし、小泉首相(当時)が来たのがその試合で、ロッカーにまで来て『感動した!』とみんなでワーってなりましたしね」と、中田氏にとって生涯忘れられない日となった大舞台だった。