AZの日本代表DF菅原由勢が、9日に行われたエールディヴィジ第9節ユトレヒト戦後に自身の公式Instagramを更新し、心境を綴っている。

 エールディヴィジ第8節終了時点で勝ち点20の首位AZは、9日に行われた第9節でユトレヒトと対戦した。敵地に乗り込んだAZは31分、FWマイロン・ファン・ブレデロデが先制点を挙げると、68分にはDF菅原由勢が追加点。試合終了間際に1点を返されたが、試合は2-1で終了した。AZはリーグ戦開幕から9試合無敗を維持するとともに、公式戦6連勝となっている。

 AZで4年目のシーズンを過ごしている菅原は、名古屋グランパスの育成組織出身で高校在学中の2018年2月にトップチームデビュー。2019年6月にAZに加入した同選手は、これまでにクラブ公式戦通算121試合に出場する活躍を見せ、チームの主力選手へと成長を遂げている。

 そんな中で迎えた今節、かつて名古屋グランパスでともにプレーしたMF前田直輝が所属するユトレヒトと対戦した。試合前から“元グランパスダービー”を楽しみにしていた菅原は、9日に自身の公式Instagramを更新し「初めて左足で点決めれました。チームの勝利に貢献できて嬉しいです」と告白。さらに、ハッシュタグをつけて「直輝くんと日本人対決 楽しかった」と心境を綴っている。

 クラブ史上3度目のエールディヴィジ優勝に向けて好スタートを切ったAZは、ミッドウィークに行われる(13日)ヨーロッパカンファレンスリーグ・グループE第4節アポロン・リソマール(キプロス)戦を挟んで、16日に第10節でフェイエノールトと対戦。一方、ユトレヒトも同日に行われる第10節でPSVと相見える。オランダの地で躍動する“元グランパス戦士”達の活躍から目が離せない。