アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(26)は、FIFAワールドカップ・カタール大会を1カ月後に控える中、好調を維持。契約延長の可能性が報じられる中、ビジャレアルにつづきFW南野拓実(27)の前所属クラブであるリバプールも移籍先候補に浮上しているようだ。14日、リバプールの専門サイト『Liverpool.com』が伝えている。
鎌田大地の去就については、今年8月末にベンフィカ移籍の可能性が取りざたされたものの、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督との話し合いの末に残留。今月はじめには英メディア『スカイスポーツ』が「フランクフルトが2025年6月までの2年契約延長を打診。チーム内最高額となる年俸を提示した」と報じていた。
ただ一方でトッテナム・ホットスパーやエバートン、アストン・ビラなどからの関心が伝えられているほか、今月7日にはイタリアメディア『カルチョメルカート』が「ビジャレアルが来年1月の鎌田大地獲得を狙っている」と報じていた。
そんな中『Liverpool.com』は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節・トッテナム・ホットスパー戦における鎌田大地のパフォーマンスに着目。
ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(31)が今季終了後に契約満了で退団する可能性があることにふれた上で「テクニックに優れ、中盤から前線にかけて複数の役割をこなす鎌田大地の活躍ぶりは、リバプールのスカウト陣の興味をかきたてることだろう」
「彼は印象的な記録を残し続けている上に、まだ26歳である。遅かれ早かれ、リバプールは鎌田大地と同じタイプの選手を必要とすることになる。知的で爆発的、そしてそれに見合うだけの多才さを持つ鎌田大地は、ユルゲン・クロップ監督のもとで成功するはずだ」と、リバプールが鎌田大地の獲得に動く可能性があると主張した。
なおリバプールには昨季まで日本代表FW南野拓実(27)が在籍。クロップ監督はボルシア・ドルトムント時代に元日本代表MF香川真司(33)を指導していたほか、出場機会の少ない南野拓実についても結果を残すたびに称賛している。