【プレミアリーグ】ブレントフォード2-0ブライトン(日本時間10月15日/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム)
ワールドカップを戦う日本代表の前に立ちはだかるかもしれない、スペイン代表GKの神セーブが話題となっている。ブライトン 三笘薫の今季初アシスト阻止を含めて、この試合で“4点分”を防ぐ好セーブに次ぐ好セーブ。ブレントフォードのホームでの勝利に大きく貢献した。
ブレントフォードのゴールマウスを守るのは、スペイン代表のラジャ。勢いに乗ると手がつけられないビッグセーバーは、この試合でも圧巻のパフォーマンスを見せた。まずは21分、エクアドル代表MFカイセドが放った無回転のミドルシュートを右手一本で弾き出す。さらに直後のCKでは、至近距離からのシュートに超反応を見せてここもブロックした。
2つのビッグセーブで“乗った”ラジャは、後半もスーパープレーの連続。68分には三笘のクロスに合わせたMFマーチのヘディングシュートも完璧にセーブした。
圧巻は86分の場面だ。右CKのピンチをラジャがパンチングで凌ぐも、セカンドボールを拾ったのはブライトン。右サイドのカイセドが入れたクロスボールを、ボックス左のオランダ代表DFフェルトマンが頭で折り返し、最後は元イングランド代表DFダンクが頭で合わせてゴールの右隅を狙う。左右に大きく揺さぶられたラジャは、左に重心を置きながらも、右にジャンプし、右手の指先でボールをゴールライン外へと弾き出したのだ。
この神セーブにABEMAの解説・松原良香氏は「ラジャからすると重心を左に動かされての右。これは手というよりも指で止めていますね」と大絶賛。コメント欄も「本当にいいキーパー」「またかよ」「ヤベェなラジャ」「今日のGK神ってる」「キーパーがMOM」と盛り上がった。
実に4点の決定機を防いだラジャの活躍もあり、試合はブレントフォードが2-0で快勝。一方のブライトンは、三笘が後半開始から右サイドで出場。試合終盤には本来のポジションである左サイドで起用されると、要所でチャンスを作り出すなど見せ場を作った。
(ABEMA/プレミアリーグ)