【プレミアリーグ】トッテナム1-2ニューカッスル(日本時間10月24日/トッテナムホットスパースタジアム)

プレミアリーグはピッチ外も面白い。土砂降りの雨が降り注ぐトッテナム・ホットスパー・スタジアムで、ハーフタイム中の映像に映し出されたのは、上半身裸で両手を広げるサポーター。それは雨乞いか、必勝祈願か。彼の願いは果たして、天に届いたのか──。

【映像】サポーターの鑑!?

1年中、雨が降りやすいことでも知られる英国において、土砂降りの中で行われる試合は決して珍しいものではない。ただ、その光景はあまりにも“衝撃的”だった。

後半開始直前のハーフタイム中、大粒の雨が降り注ぐトッテナム・ホットスパー・スタジアムだったが、もはや真冬並みの寒さと思われる気候に怯むことなく、上半身裸になって、手を目いっぱい広げながら、腹の底から叫ぶニューカッスルサポーターの姿があった。

ピッチコンディションが悪化したこともあり、後半の展開に触れようとしていたABEMAの実況・山崎弘喜氏だったが、「急激に雨が降っているんですね。ハーフタイムに上半身の服を着ていない男性の姿も映りました」と、避けて通ることができなかったのだろう。この問いかけに応じた解説、ベン・メイブリー氏は「ニューカッスルのサポーターはどの天気でも裸になって強く応援するのが自慢なんです」と、彼らのクラブ愛の深さを伝えた。

日本ではあまり見ることの出来ない光景に、視聴者からは「寒そう」と、裸一貫男を心配する声が挙がっていた。イングランド北部の厳しい気候を生き抜く、ニューカッスルのサポーターだからこそできる芸当かもしれない。そして彼の“祈願”が通じたのか、ニューカッスルは前半に奪った2点のリードで試合を主導し、2-1で勝利を収めたのだった。

(ABEMA/プレミアリーグ)