ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。全64試合を無料生中継するABEMAでは、毎週日曜夜にワールドカップ情報をお届けする『FIFA ワールドカップ64』を放送中。10月23日深夜の放送では、海外のトップ選手が日本のレジェンドの名前を挙げる一幕があった。

【映像】キングカズ・三浦和良がエール

番組で「世界のサッカー超人」として紹介されたのは、2018年ロシアW杯MVPのルカ・モドリッチだ。超人エピソードその1は「アルゼンチンを沈めた一撃」で、ロシアW杯のアルゼンチン戦の得点について世界の各メディアは「まぎれもないワールドクラスのゴール」「モドリッチ大仕事! 驚愕の一撃でアルゼンチンの息の根を止めた」「クロアチアの天才がアルゼンチンの野望を打ち砕く阻止不能なスーパーゴールだった」と大絶賛。
クロアチアを準優勝に導いたモドリッチは大会MVPに輝き、さらに世界で最も活躍したサッカー選手に贈られるバロンドールも受賞。この賞は2008年以来クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの2人に10年間独占されており、モドリッチはクロアチア人として初めて受賞した。

そんな37歳にして世界の第一線を走り続けるモドリッチだが、目標とする日本人選手がいるのだという。番組が入手した映像では、インタビューに答えていたモドリッチが「何歳までプレーするんですか?」という質問に「50歳! あの日本人のようにね、ミウラ!」と回答。

モドリッチが言う「ミウラ」はもちろん“キングカズ”こと、現在JFL鈴鹿ポイントゲッターズで活躍するサッカー界のレジェンド、三浦知良55歳だ。

本人にモドリッチのことを聞いてみると、三浦は「モドリッチ選手みたいな世界の頂点で、レアル・マドリードとかクロアチア代表でキャプテンとして活躍している選手に、そう言ってもらえるのは嬉しい」とコメントしたが、「モドリッチ選手が本当にやる気になれば、余裕でできるんじゃないかなと思いますけどね(笑)」と謙遜してみせた。

今大会で最後を迎えようとしているベテラン選手へのコメントを求められた三浦は、「もちろんベテランなんでしょうけど、僕からしてみたらみんな子どもだと思う。20歳くらい違うので、まだまだ最後とは言わずできる限り、2回くらい出るつもりで頑張ってもらいたい。『また次頑張ります』って言ってもいいと思います」と、エールを送った。