セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が日本代表FW古橋亨梧の起用法について言及した。30日、イギリス紙『デイリー・レコード』が伝えている。
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第13節が30日に行われ、セルティックはアウェイでリヴィングストンと対戦。9分に古橋の左足での強烈な一撃から先制すると、53分にはグレッグ・テイラーが、87分にはジョタが追加点を挙げ、3-0で勝利を収めた。
今シーズンのリーグ戦10試合目の出場で8ゴール目を挙げた古橋は、チャンピオンズリーグ(CL)では4試合連続先発出場しているものの、リーグ戦では10月1日のマザーウェル戦以来、4試合ぶりの先発出場となった。
先発出場の機会が限られている現状にポステコグルー監督は「我々は亨梧に対して少し不公平だったと思っている。ストライカーは試合が続くことが好きだからね」と同選手が不運な状況になっていることを認めた一方で、昨シーズンの反省を活かしていることも強調した。
「昨年の今頃、彼は毎週得点を記録していた。なぜなら、毎週プレーしていたからね。それで彼はハムストリングを負傷して、2カ月も欠場した。今年も同じことを起こさせるわけにはいかない。彼とギアク(ギオルゴス・ギアクマキス)がいるということは、2人からゴールを奪えるということだ」
「通常のシーズンでは片方の選手がより多く出場するかもしれない。昨年の亨梧のようにね。でも、チームのパフォーマンスのためには2人を最大限に活用する必要があることを本当に心に留めている。亨梧にとって出場したりしないのはおそらく助けにならないが、彼は質の高いストライカーだ。私は毎日彼を見ている。昨年は脅威だったし、今年はさらに脅威になっている。彼は常に改善しているよ」