アーセナルのミケル・アルテタ監督が、イングランド代表FWブカヨ・サカについて言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

【動画】負傷のサカが交代前に決めた見事なアシスト

30日、プレミアリーグ第14節で首位に立つアーセナルが最下位のフォレストをホームに迎えた。

アーセナルは前節サウサンプトン相手に苦戦し今季初のドロー。またミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)ではPSVに完敗を喫し、公式戦2試合勝利から遠ざかっていた。

試合は5分に左サイドバックに入った日本代表DF冨安健洋が前線でボールを奪うと、その後にパスを繋いで右サイドへと展開。サカのクロスをボックス中央に飛び込んだブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリがヘッドで合わせて先制する。

先制し勢いに乗り攻め込むアーセナルだったが、相手の厳しいマークに遭い、試合中に座り込んでいたサカがプレー続行不可能。27分にレイス・ネルソンと交代していた。

なお、試合は後半に4ゴールを奪ったアーセナルが、5-0で快勝を収めていた。

試合後、アルテタ監督はサカの状態について質問を受け、カタール・ワールドカップ(W杯)は危ぶまれているかという質問に答えた。

「最初から足を引きずりながら蹴っていた。そうでないことを願う」

「しかし、それ以上のことは分からない。数日後にどうなっているのかを見てみよう」

スネや足首を痛がっていたサカ。検査次第ということだが、1カ月を切っている中での負傷は、アーセナルだけでなく、イングランド代表にとっても痛手となる。

また負傷箇所についても「脚と足首の両方を何度か蹴られたようだ。続けるのは良い状態ではなかったと思う」とコメント。交代しなければいけなかったとした。


【動画】負傷のサカが交代前に決めた見事なアシスト