日本代表メンバーは明日発表
板倉滉の日本代表招集はあるのだろうか。ボルシアMGのダニエル・ファルケ監督が、負傷離脱中の日本代表DFの回復状況を伝えている。
今夏ボルシアMGで高いパフォーマンスを発揮し、主力の1人として活躍していた板倉。しかし9月のトレーニング中に膝のじん帯の一部を損傷して離脱。治療に専念していた。
ただ10月半ばには練習場でのランニングを開始するなど、順調な回復を見せている板倉。ボルシアMGでの復帰も近いかと思われたが、独紙『Kicker』でのインタビューによれば、指揮官は「ワールドカップ前のブンデスリーガで板倉がプレイすることはない」と明言している。
さらにブンデスリーガ第12節のウニオン・ベルリン戦では、終了間際の逆転弾で敗れたボルシアMG。板倉だけでなくフロリアン・ノイハウスら主力陣をケガで欠いており、試合後のファルケ監督も「すべてがとても残念だが、それを受け入れなければならない」と現状の難しさを吐露している。
また同紙では彼の状況について日本代表だけでなく、ドイツ代表も注目していることだと報道。同じグループとなった指揮官のハンジ・フリック監督としても板倉の復帰は見逃せないテーマになるだろうと論じている。日本代表のセンターバックとして吉田麻也や冨安健洋らとのコンビを組むことになる板倉。シャルケ時代からのブンデスリーガの経験は、少なからず日本の大きな武器となり、W杯でもそれは十二分に生かされるはずだ。板倉をカタールへと連れていくのか。森保一監督の選択やいかに。