森保一監督率いる日本代表は、FIFAワールドカップ・カタール大会でアイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地やスタッド・ランス所属FW伊東純也らを招集。両選手のゴールが期待されているが、欧州ではスポルティングCP所属MF守田英正の得点能力に注目が集まっている。
守田英正はVfBシュツットガルト所属MF遠藤航やフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧らとともに、日本代表の中盤センターでレギュラーに定着。先月末に負傷したもののすでに復帰していることから、カタールW杯本大会でもスタメン出場が予想されている。
一方、所属先のスポルティングCPでも主力選手として活躍。今季ここまでポルトガル1部リーグで12試合中9試合に先発出場しているほか、UEFAチャンピオンズリーグでも6試合中5試合でプレー。9月30日のCDサンタ・クララ戦で1ゴール1アシストをマークして以降は、公式戦7試合出場で2ゴールと攻撃面でもチームに貢献している。
ポルトガル紙『ア・ボーラ』は7日に「守田英正がかつてないほどのゴールをマーク」と見出しをうち、同選手の決定力に着目。
川崎フロンターレやCDサンタ・クララでプレーしていた時と比較した上で「スポルティングCP加入後、この日本代表選手の順応ぶりはこれ以上ないほど良い。スポルティングCPの中盤で非常に有効な選手であることに加え、すでにプロキャリアで到達したことのない得点数を記録している」と綴っている。
なお守田英正は今月5日のヴィトーリアSC戦で復帰すると、前半に追加点を挙げている。鎌田大地や伊東純也の決定力に注目されがちだが、攻撃面における守田英正の働きにも期待が高まる。