ドイツとスペインが同組なだけに、道のりが険しいことは言うまでもない。だが、日本には世界の強豪と渡り合い、2大会連続の決勝トーナメント進出を果たせるとの見方もある。
カナダの『13th Man Sports』は11月11日、カタール・ワールドカップのダークホースとなる5チームを取り上げ、そのひとつに日本を選出した。
同メディアは、森保一監督が率いる日本代表を「とても難しいグループに入った非常に良いチーム」と表現。「もっと易しい組み合わせだったら、日本は簡単にベスト16候補と考えることができただろう。だが、彼らは非常に不運なことに、2010年大会の優勝国スペイン、2014年大会の優勝国ドイツ、そして2014年大会ベスト8のコスタリカと同組になった」と伝えている。
「だが、彼らはアジア最高と考えられているチームだ。オーストラリアやサウジアラビアがいた難しい予選を首位で通過し、2018年大会では最終的に3位となったベルギーに大きな恐怖を与えた」
さらに、13th Man Sportsは「それから3年、今の日本は過去最強のチームだ。大半の選手が欧州のトップリーグでプレーしている」と続けた。
「冨安健洋、吉田麻也、長友佑都が主軸となる日本の最終ラインを崩すのは大変だ。南野拓実、前田大然、遠藤航、堂安律、鎌田大地と、相手チームを痛めつけられる才能ある選手たちが多い」
最後に、同メディアは「多くの人がドイツとスペインの決勝トーナメント進出は確実と言わないのが、日本の能力の証だ」と締めくくっている。
「日本には少なくともどちらのチームとの対戦でも引き分ける力がある。ベスト16に進出した場合、再びベルギーと対戦する可能性は高い。そのとき日本は初のベスト8進出を何よりも望むだろう」
カタールの地で、日本は森保監督が目標に掲げたベスト8以上を成し遂げられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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