【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ1-2ブレントフォード(日本時間11月12日/エティハド・スタジアム)

裂傷を負って流血したラポルト。本来であればベンチへ下がるほどのケガにもかかわらず、テーピングで頭をぐるぐる巻きにしてプレーを続行。痛々しい姿のまま戦い続け、さらには気迫溢れる“漢気ブロック”を披露し、ファンの心を鷲掴みにするシーンがあった。

【映像】スーパークリアでチームのピンチを救うラポルト

話題のプレーはスコアは1-1の緊迫した状況の70分に飛び出した。ブレンドフォードのイングランド人DFヘンリーが裏のスペースに抜け出し、中央のイングランド代表FWトニーにクロスを供給。シティのブラジル代表GKエデルソンがボールに触られず、誰もがゴールを確信したが、ラポルトの懸命なクリアによって得点が阻止された。

ラポルトはこの試合中に流血するケガを負っていたが、負傷を顧みずに身体を張ってチームのピンチを救ったのである。

ABEMA解説者の松原良香氏は「ものすごいテクニックですね。インステップでちょっと浮かせるようにクリアしてますよ。通常の選手なら普通に触ってオウンゴールになっているので、見事な技術です」とラポルトの守備の技術を絶賛。ABEMA視聴者からは「「神だ」「ラポルトさすが」と好プレーを称賛された。

ラポルトのようなチームの勝利の為に全てを捧げる選手と、その覚悟が詰まったスーパープレーを見ることができるのも、サッカーの魅力の一つではないだろうか。

(ABEMA/プレミアリーグ)