ミランでもトップパフォーマンスを継続中
今回のFIFAワールドカップ・カタール大会でフランス代表のエースになると思われたFWカリム・ベンゼマが離脱してしまい、開幕前から王者フランスには不穏な空気も漂っていた。
FWキリアン・ムバッペ、ウスマン・デンベレ、アントワーヌ・グリーズマンはここまでその空気を振り払っている選手と言えるが、やはりベンゼマに代わってセンターフォワードに入るベテランのオリヴィエ・ジルーの働きを忘れてはならない。
ベンゼマが万全ならばジルーは2番手となっていただろうが、今はジルーがベンゼマに代わる1番手だ。パフォーマンスも安定しており、ここまで3ゴールを記録。ダイナミックなバイシクルシュートも披露するなど、36歳のベテランストライカーは波に乗っている。
ジルーは所属するミランでもエースとして活躍しているが、そのジルーを手放したチェルシーには後悔があるのではないか。ジルーは2021年に総額200万ユーロとされる移籍金でチェルシーからミランへ移籍し、昨季にはスクデット制覇も経験した。
この活躍ぶりから、SNS上ではチェルシーサポーターから後悔の声も挙がっている。
「ルカクもオバメヤンもジルーより下だ。彼はトッププレイヤーだ」
「チェルシーはジルーを200万ユーロで手放し、ルカクを1億ユーロで買ったんだ」
「ジルーを手放してルカクを獲ったのはチェルシー史上最悪の判断の1つだ」
ジルーは36歳の今もトップパフォーマンスを維持しており、ビッグクラブで活躍するにふさわしい選手だ。ミラン、フランス代表での輝きを考えると、チェルシーが後悔しても不思議はないか。