森保一監督率いる日本代表は、今月23日のFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦でドイツ代表と激突する。優勝候補との直接対決で苦戦が予想される中、日韓大会の日本代表メンバーである福西崇史氏がセルティック所属FW前田大然(24)をキーマンに指名している。
日本代表は15日夜に「新しい景色を2022 SAMURAI BLUE 壮行会」を実施。第2部ではお笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次氏やフリーアナウンサーの枡田絵理奈氏による司会進行のもと、日本代表OBの鈴木隆行氏や福西崇史氏、玉田圭司氏が初戦・ドイツ戦を展望した。
その中、福西崇史氏は「前田大然による前線からのプレスがアメリカ戦では通用していたが、ドイツ戦で通用するか」という加藤浩次氏の質問に対して「通用すると思う」と回答。
「前田大然のスピードをドイツは嫌がると思う。ただ前線からのプレスがひとりだけだと交わされるので、連動して守備をしないといけない」と自身の見解を述べている。
すると鈴木隆行氏も「ワントップは絶対に自分ひとりだけだと追い込めない。結構勇気はいるけど、両サイドも追っていかないといけない。キックオフ直後に3人でプレスをかけて、ドイツがミスしたところを狙いにいくのがいい」と福西崇史氏の意見に賛同した上で、キックオフ直後の仕掛けをポイントにあげた。
日本代表は9月23日のキリンチャレンジカップ2022・アメリカ戦で前田大然のプレスから相手守備陣に問題を引き起こすと、アイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地(26)が先制ゴールを奪っていた。