カタール大会でもダークホース候補の1つに

1930年大会の3位を除けば、アメリカ代表のワールドカップ最高成績は2002年・日韓大会でのベスト8だ。

この時チームの10番を背負った中心人物は、代表歴代10位となる112試合に出場したMFクラウディオ・レイナであり、そのクラウディオ・レイナの息子ジョバンニ・レイナが20年の時を経てワールドカップ・カタール大会に出場しようとしている。

ジョバンニはまだ20歳と若いが、10代の頃より有名な存在だった。やや怪我に悩まされているところはあるものの、好調時は所属するドルトムントの主力を務める。

ドルトムントといえば代表の先輩である現チェルシーFWクリスティアン・プリシッチも所属していたクラブだが、ジョバンニのテクニックもプリシッチに負けないレベルだ。

そんなジョバンニが狙うのは、もちろん父親越えだ。父が経験したベスト8を超える景色を見るべく燃えており、今回のカタール大会を含めて3回はワールドカップに出たいと展望を口にしている。

「父はいつも自分のキャリアについて話すのが好きではない人だった。いつも僕の方から聞いていたよ。いずれかのワールドカップで父より上のラウンドに行きたいと願っている。少なくとも3回はワールドカップに出たいんだ。うまくいけば準決勝くらいに行きたいし、父より良い戦いがしたいね」(『Insider』より)。

アメリカは2026年にカナダ、メキシコとの共催でのワールドカップを控えている。現代表チームが目指しているのは2026年大会での大躍進で、ここでは思い切って優勝を狙いたい。4年後のジョバンニはそのアメリカンドリームに欠かせないキーマンの1人だ。

当然カタール大会でもベスト8以上を狙っていくことになるが、ジョバンニは父を超えられるのか。今大会注目の若手プレイヤーの1人だ。