Y.S.C.C.横浜の元日本代表MF松井大輔が11月18日、自身のYouTubeチャンネルで日本が１－２で敗れたカナダ戦について語った。

　松井はカナダ戦のスタメンを「代表で、なかなか（試合に）出ていない選手を使いながら、調子を見ていくという形」と分析。森保一監督は選手たちのアピールを期待していたと推測する。

　試合展開については、序盤は日本ペースだったが「カナダが意外に強くて。最終的には押し込まれる形になった」と振り返った。

　そのなかで、修正点として１失点目にもつながったCK時の守備を提示。「何回か（得点が）入りそうだなあという雰囲気があったし、ドイツはカナダよりも上手く、強い選手が多い。コーナーキックをどれだけしのげるかが大事になってくるし、押し込まれる時間帯からコーナーキックを取られるのが多くなるかもしれない」と警戒した。
 
　また、押し込まれる展開で得点手段となるカウンター攻撃で、ゴールを奪えなかった点も指摘。山根視来のシュートがゴールポストに直撃したシーンを悔やんだ。また「カウンターの時の中盤に入ってくる選手にミスが多かった」と、CKの守備同様に修正点に挙げた。

　一方、良かった選手としては、先制点を奪った相馬勇紀と、途中出場でボランチに入った鎌田大地を挙げた。

　ドイツ戦に向けては「全員が集中していかないといけない。ワールドカップに向けて、自分の力をしっかり出してチームに貢献しないといけない。頑張ってほしい」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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