スペインサッカー連盟は18日、カタールワールドカップに臨むスペイン代表にDFアレハンドロ・バルデを追加招集すると発表した。
バルデは2003年生まれで、10月18日に19歳の誕生日を迎えたばかり。ドミニカ共和国にルーツを持ち、バルセロナの下部組織で育った。今回は負傷したDFホセ・ルイス・ガヤに代わり、スペイン代表初招集となる。
今季はバルセロナのトップチームでリーグ戦12試合に出場するなど、バルデは飛躍的に出場機会を増やしている。もともとは左サイドバックを本職とする選手だが、利き足と逆のサイドで先発起用される試合も多く、右サイドバックも起用にこなして注目を集めていた。
また、直近までスペイン国内でU-21スペイン代表合宿に参加しており、18日にはサッカーU-21日本代表との国際親善試合に出場予定だった。バルデはその試合を欠場し、カタールへ飛ぶことに。
スペイン代表はワールドカップのグループステージ第2戦でサッカー日本代表と対戦する。UEFAチャンピオンズリーグの舞台でも躍動してきた19歳は、バルセロナのチームメイトでもあるDFジョルディ・アルバの負担を軽減する存在として重宝されそうだ。