森保一監督率いる日本代表は、23日にFIFAワールドカップ・カタール大会グループリーグ初戦のドイツ戦を控えている。そんな中、ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉が日本代表の特徴やチーム内のルールについて語った。19日、ドイツ紙『ビルト』が同選手のコメントを伝えている。

 日本代表は今月15日に壮行会を実施すると、17日にはカタールW杯前最後の強化試合としてカナダと対戦。この一戦では名古屋グランパス所属MF相馬勇紀が先制点を挙げたものの、1-2と逆転負け。本番にむけての修正ポイントが明るみに出ている。

 また板倉滉は9月12日のトレーニング中に左膝の内側靭帯部分断裂という大怪我を負っていたが、順調に回復。カナダ戦で復帰しており、ドイツ戦でのスタメン出場が予想されている。

 そんな板倉滉はドイツメディアのインタビューに対応。日本代表の特徴を聞かれると「メンタルの面ではドイツ代表と似ていますね。日本代表はお互いの信頼関係がとても深いですし、時間を守ることも重視しています」と、規律性を長所に挙げている。

 くわえて「代表チームでも遅刻したら、ドイツと同じようにペナルティとして罰金が科されます。ただ金額はドイツの方が高いですけどね」と、日本代表でも罰金のルールが設けられていることを明かした。

 なお日本代表は19日から全体練習を再開。板倉滉を含むほぼ全員が姿を見せているが、スポルティングCP所属MF守田英正は依然として個別トレーニングで調整している。